01/08
Thu
2009
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『スパム騒動』
「よう!進藤!」
先輩隊員がニヤニヤしながら肩をたたいていく。
「お、は、よ、う!」と肩を揉んでいく者もいる。
上の者も下の者も、いつもの朝とはまた違うフレンドリーさで声をかける。
…なんなんだ、一体。
手塚までもが生真面目な顔で進藤に訊ねた。
「進藤三監、何かネットビジネスとかやってらっしゃいますか?」
小牧は噴き出し、事務室のあちこちで肩を震わせている者がいる。
「バッ…、余計なことを…」堂上が苦った。
隊長室での打合せを終え事務室へ現れた緒形に、事の真相を知らされた。
「スパムはさっくり削除するやつでも、ドメインにつられてうっかり開いたってやつが多いらしくてな」
さすがに文面を読めばスパムとわかるので、それ以上クリックしたやつはいないだろうが…
「お、俺…、中のURLアクセスしちゃいました。そしたら笠原みたいな脚のきれいなおねーちゃんが…。てっきり三監と笠原が結託して何かを始めたもんだとばかり…」
始業直前に事務室へ飛び込んできた郁が、珍しく皆まで言わないうちにすべてを悟り叫んだ。
「そんなわけあるかー!」
あごひげを生やしたその隊員が、郁に一週間昼飯をおごらされる羽目になり、奥多摩の訓練では進藤の新しいオモチャのいい餌食になったことは言うまでもない。
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スミマセン。
書きなぐり感、満載過ぎ。
モドキといえども書けばいいってもんじゃないね。精進します。
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