「篤さん篤さん、自衛隊全面協力の映画やってるみたいですよ。今度の公休に見に行きませんか？」
「ああ、あれか。渡辺大とか三浦友和が出てるやつだろう」
「そういえば図書隊にもエキストラの募集がきていたな。もう公開になったのか」
「ここから近い立川や吉祥寺では上映しないみたいですね」
「次の公休、新宿にでも見に行くか、奥さん」
急に慣れない奥さん呼びをされて、郁はポッと頬を赤らめた。（はちさんリクエスト）
（つーか、リクエスト受けて書くとかそういう器じゃないのでー。これで勘弁して下さいーw）
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というわけで行ってきました映画オフ。
上記のとおり、自衛隊全面協力の映画で、それなりに萌えポイントもいくつかあったのですが…。
えーっと、皆さんエキストラの方？っていうぐらい素人演技ばかりでちょっと萎え。
感動したのはあまり演技とは関係のないラストの群像シーン。
もっとああいうシーンがたくさん観たかったのになあ。
でもうちの近所でも上映してるので、もう一回ぐらいは観に行ってみようかなと思いました。
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「公休、平日だとよかったのにぃ～。12月中の土曜日ってどこへ行っても人が多いですねぇ～」
おい、気をつけろ。
久しぶりの外出に恋人時代のデートを思い出したのか、食前酒にほんの１杯飲んだワインに酔ったのか。
郁はフラフラフワフワした足取りで、師走の新宿の人混みに流されそうになる。
堂上は郁の腰をしっかりと抱き寄せ、そっと耳元で囁いた。
「早めに、家に帰るか…」
郁はコクンと頷いた。（ここまで、帰宅中の電車の中より）
（感想はまたあとで追記するかも。しないかも）
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