塩の世界になったら錆び錆びになりそうな金属製の看板です。
(画像はクリックで拡大します)
『塩の街』(ハードカバー版)p130
陸上自衛隊立川駐屯地に到着したのは、そろそろ日付が変わる時刻だった。
「ようこそ立川駐屯地へ。プレハブだらけでちょっと雑然としてるけどごめんね」
言いつつ入江は、駐屯地の敷地内にジープを乗り入れた。そのまま駐屯地内にまっすぐ伸びている車道をしばらく走る。車道の周囲には急造らしいプレハブが立ち並んでいた。
突き当たりで右折し、本棟らしき建物の玄関口で入江は車を停めた。
詳しい地図で見る ハードカバー版、先週、ちょうど書架に戻っていたので借り出し、事前準備のため立川のあたりだけサラッと読んだ、つもりでした。
野坂夫妻の話は練馬だし、駐屯地の描写はそんなに詳しくないよね、と、どうにも読み飛ばしていたらしいです。
帰宅後いざ引用しようと再び読んでみたら、上記引用の部分、すっかり飛んでいて、ちゃんと通ったのに写真撮るの忘れました。
というか、駐屯地に入ったのが初めてだったので、興奮して、どこから見たらいいか、何を記憶にとどめたらいいか、あちこち目移りして落ち着かない状態だったんだぜ。
頭にあったのは、アレが安置されてるであろう格納庫のことばかり。
そっちにばかり目が行ってました。
まっすぐ伸びている車道はきれいな並木道だったのに…。
p129
「拍子抜けするくらい簡単に手に入れた肩書きは何様だ?」
「お陰様で立川駐屯地司令様さ」
こんな看板に、普通は萌えないよね…。
p166
しかし、さすがに少し来すぎたかと不安になりはじめた頃、無愛想な灰色の箱のような建物が見つかった。武器隊の格納庫に近いような大きさだったが、倉庫と言えないこともない。
もう、コレばっかり頭にあったわけですよ。
で撮ってきた写真はこんなのばっか。
本持っていこうかなとも思っていたのですが、何度も書くように駐屯地に行くのが初めてで勝手がわからず、荷物検査とかきっとあるんだろうと思い(簡単なものはあった)、少しでも荷物を少なくするよう心がけて持っていくのはやめました。
ヘリの機種名といい、事前確認は大切ですね。
確認するまでもなく頭に入ってるのが一番だけど。
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