ちょっと遡って、初めてリアルタイム体験できた春抱きCD9(12/23発売)の感想を。
BLCDの感想なので耐性ない方はここまで。
今改めて感想やツッコミを書こうとするも、発売前の妄想などは他所のコメントに書いてしまったような気がするので、コメント再録も交えつつ書こうと思います。
<発売前>
・レディオベルの更新日(10/10)に、いつものように何気なくエンタメシンクタンクのサイトに行ってみたら目に飛び込んできたCD9の発売情報。
更新がゆっくりなので毎回特には変更があるわけでもないw左右のリリース情報、最初は右側に目が行って、「あ、続編(デートCD2)の告知出たのね」などと思ってふと目を移すと、左上に春抱き9の情報が。
「ん? ん!!」と絵に描いたような『二度見』w
次の日には著者公式でも告知があり、情報はあっという間にファンサイト界隈を駆け巡りました。
・公式サイトやベルラジでの告知によると、収録範囲はほぼコミックス10巻の内容。
10巻といえば映画ロケはまだ途中だし、宮坂事件勃発なんで、ロケが終了して事件解決(焼き肉)までは、少なくともCD化される可能性が見えてきたような気がします。
・それにしても豪華声優陣。
CD8に出演の浅野・吉澄に加えて、CD7から出演の小野塚・宮坂も登場のこの巻、なんとまあ声優陣の豪華なこと。
収録は全員揃ってとか難しいんでしょうね。
できれば全員参加でのフリトとか聞いてみたいけど。
・春抱きをきっかけに聞くようになったレディオベル。
モリモリの声はいつも聞いてて、ラジオ以外でも似たトーンの役の時は妄想したりもするけど、それはやっぱりイコールではないわけで。
CMに入るとキャスト紹介のあたりでも声がちゃんと岩城さんなのが、…ああ、帰ってくるんだなあ…と感動v
・CMでピックアップされた箇所を聞いてると、コミックス10巻とはいっても、『ハザード・ライト』までは入らないのかなという気がしてきました。
事件勃発から解決までまとめて次の巻(すっかり出る前提w)にした方が収まりがいいのかな。
・購入特典。
そういえば春抱きCDを冬蝉以外全買いしたのはコミコミさんでした。
ハマり始めには、冬蝉だけとりあえず中古で手に入れたらいいやと思ってたのに、結局他ディスクをまとめて定価買い。(インター倒産後だし、コミコミさんなので1000円引き特典とかはついているものもありましたが)
他ショップではそれほど大々的に特典つけてって感じはなさそうなので、他で発表がなければポストカードがつくコミコミさんで買うことになりそう。
・描き下ろしジャケットイラスト。
出先でケータイから見た第1印象。「おお、今度はアップだ」(エンタメさんに来てからの前作とだけの比較になりますが、8の全身絵とは対照的だと思いました)
帰宅後、PCでちゃんと見る。
衣装はどんなのだろう? 岩城さんのこれはジャケットなのかな。
香藤は白ワイシャツか、ん?ネクタイもしてる? なんか珍しい感じ。
もしかして、例の見本(?)イラスト(コミックス10巻カラーページ)の、岩城さんがカジュアル、香藤がフォーマルってののテイストを残してるのかしら。
見つめあう二人かー。熱いなー(・∀・)ニヤニヤ
あ、もしかして、CD9にして初 noカメラ目線だったりするのか。
ちょうど今回の収録範囲、まさにCMになってる部分のセリフにもありますが、香藤じゃなくても岩城さんのキメ顔よりも幸せそうな顔が好き、と思いましたv
・ダイジェストを聞いて関さんのかすれ声演技に涙。
・書き下ろしエピソードは、「京都にロケを見に来た浅野」というあたり、今回のオリジナル書き下ろしというよりは、CD8disk2のエピソードの続き(?)あるいは裏エピソード(?)という感じになるのかな。
・収録インタビュー。
ブックレットやキャストインタビューのコメントでは割と短文で返すことが多いミキシンが、モリモリよりも長いコメントだったというところにちょっと感激。
CD1でのフリトでの「今度はフリートークで1枚」→インターさんのポイント特典で「BL裏話」CDができたり、CD4のフリトでの「劇中劇で1枚」→PREMIEREでインレポがドラマ化したりと、ミキシンのちょっとした一言には実現率が高いという実績があるのでw、続編や『スピンオフでホームドラマ』的な展開も可能性はなくはないんじゃないかと思います。
以上、ほぼコメント再録でした。
<感想・ツッコミ>
で、感想・ツッコミを書こうとして改めて聞き直し。
こうして改めて聞いてみると、コミックスの再現率が高いというか、読みながら聞いててもそれほど大きく変わった箇所などはないので、重箱の隅にもそれほどもう何も残ってないような気もします。
「ここが萌えた」「原作ではこういうセリフをこう言い換えてた」程度の感想になるような気がしますが…。
8の時からうっすら感じていたことなのですが、エンタメに移って脚本家が変わったせいなのか、Pの阿部さんの演出が変化したのか、インター時代の脚本にも矛盾やツッコミどころもあったのですが、↑にも書いたように再現率は高い(ほぼコミックスそのままではある)ものの、全体の構成というか、具体的にどこがと聞かれても答えられないけど、なんか平板になったような? 悪く言うとメリハリに欠ける、というか…? うまく言葉にできないけど、そんな印象がちょっとしました。
個々のシーンや演技にはあまり文句ないんですが。
こちらがいろいろと期待しすぎなのかな。
では気を取り直して。
・季節を表す蝉の声のSEから。
コミックスでは半袖やタンクトップで、特に意識はしてなかったけど夏の話からってことですね。
6トラックめのもうすぐ雪っていう時期の北風のSEとの対比かな。
・ああ、いつものBGM。これはOVAの春抱き映画の時の音楽かな?
これだけでもう春抱きの世界だなー。
多少古臭くなってもそこがいい。
・小野塚の「宮坂ー」が「宮づかー」に聞こえるところが2か所ぐらいある。
・ゆっちーの、笑い上戸小野塚がいい感じにハマってる。
「役者だろっ?! 仮面つけろっ」「ふふふ…」この場面好きw
・小野塚
「ただ香藤には責任あんスよ 宮坂のバカに岩城さんの良さ刷り込んだのあいつなんで」が「…(略) 自分なんで」に変更されてたけど、自分っていうと自分=小野塚のようにとられる場合もあるような?
原作通り「あいつ」でよかったんじゃないかな。
・ミキシンの香藤は、良くも悪くも裏切ってくれるというか、今巻に限らず、コミックスを読みながら思い浮かべてたトーンと違うことが結構ある。
「あー岩城さ――んおかえりー どこ行ってたのー 寂しかった~」ここはもうちょっとバカっぽく大げさな感じがよかったな。
「パペット・メイト」の「呑んでた店の近くのホテル」(十勝ガーデンズホテル)でのHシーンは、春抱きのHシーンの中でも私にとってベストいくつかに入る好きなシーンです。
“長い丈(袖も余り気味w)”のバスローブだし、(上半身とっくに脱いでる香藤が3つ後のコマでさらに脱ごうとしているのはご愛嬌としてw)岩城さんが香藤にしがみついたり抱きついてるシーンが好きなんですよね。
「京介…って 呼ぶよ――」原作では1ページ使ったキメゴマだし、ベッドでの睦言だからそう来るのは定石なんだけど、こんなウィスパーで来るとは思わなかったー。ゾクゾクしました。
・「ハーミット・クラブ」朝のワイドショーのテレビキャスターはモリモリの兼ね役?
・
「…しかしお前は あそこで笑えるんだな…」のトーンが明るすぎじゃない?
もっと怒った口調かっと思っていたのに。
・リビングでのHシーンとサーフィンはカット。
・浅野
「オーディション以来ですね」は「夏の京都以来ですね」に変更。
・
「うん戻るよ」の関さんのトーンが優しくて泣ける。
それにしてももったいない関さんの使い方w
・浅野にダメが出る相沢草加のシーンは原作とは別シーン。
非常階段のシーンは俺・僕とブレてた浅野の一人称を俺に。
・香藤
「ん?どした…?」は、「どうした?」じゃなくて「どした?」なところがよかったんで「どうした…」に直さないでほしかった…。
・オリジナルシーン。
お互いにパートナーが考えてること、これから起こすであろう行動がわかりすぎるほどわかってる二人v
この後のフリトにもあるように香藤の浅野への言葉、ミキシンが楽しそうw
浅野が岩城さんのバーターキャスティング、事務所の力云々の話、
「いずれ自分の後輩に同じようにチャンスをあげるって形でね」などは、今後の事務所買収や14巻「ライフ・ライン」にも出てきた岩城社長のバーター云々に繋がる伏線なんだな。
14巻までも音声化される伏線でもあることを願います。
「浅野くんの相沢を目の前にしたとき出てくる秋月」11巻冒頭、草加邸離れでの二人の競演、こちらも楽しみです。
・フリートーク。
収録インタビューと同じように、ミキシンが本当に楽しく収録し、ノリノリで語ってるのが嬉しい。
「このスタジオで」春抱き、冬蝉OVAのキャストトークでも登場したスタジオインスパイアですね。
もとはインターさんのスタジオだったこのスタジオ。
阿部さんがインターを離れ、会社を設立し、その後インターが倒産し、スタジオは阿部さんの会社の所有?になったりと、スタジオ自体にもいろんな紆余曲折、経緯があったようですし、そういう意味でも感慨深いものがあるんでしょうね。
モリモリが今の姿w(黒髪)になってからしか知らないこの世界。
CD7の時はまだ金髪だったと言われると歴史を感じますね。
多くのキャストが話してる『次』。期待してもいいんですよね。
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