『3回戦』
いよいよ今回から試合開始。
冒頭から、練習中キャッチボールに向かうナインたちに、動きやセリフがつけられてて嬉しい。
ちょっとしたセリフでもナインたちの関係性や性格などが垣間見える。
全体的に急ぎ足なので、1期の時よりも、書き文字や欄外に補足してあったようなことは全部が全部セリフにはしなくなってるようだけど、いい意味のアニメオリジナルだなあ。
前回も書いたけど、コマの隅に書かれてた表情も、適度にアップになっててキャラの役割がよくわかる。
横から見た球の軌道しか描かれてなかったモモカンのスクリューも、変化が手に取りようにわかるようになっててすげえ。
崎玉と先攻後攻決めのじゃんけんの時の花井に笑う。情けない顔が可愛いw
そしてこのシーン、タイさんがなんかすごくスマートに描かれてるなあ。一瞬誰かと思った。
しかし背景の細かいところまでリアルだなあ。
カラーになって改めて目に入ったものを、こんなの描かれてたっけって読み返して見るとちゃんとあるし。忠実すぎてぞくぞくする。
かと思うと省かれてるものもあるのね。(監督リボンとか。
三橋母とハマちゃんのメル友のくだりはカット。
平日なので援団がこれなくて今日の応援は父母会がメインという説明シーンだけど、応援グッズ(ペットボトルに米?)のしょぼさとか、母ズのちょっと悪乗りしてキャイキャイ言ってる感じはあとのシーンでもちゃんとわかる。
野球シーンの流れが超絶素晴らしい。
栄口のナイスキャッチは原作にもあったけど、擬音でしかなかったシーンにまで動きがついてて全然違和感がない。
攻守チェンジの時にマウンド付近で球を捕って置く泉の自然な動きが素晴らしすぎて何度もリピートして観た。
かっけー。
審判の動きまで、実際の高校野球を見てるような錯覚に陥りそう。
細かい細かいw
スタッフの愛と気合を感じるなあ。
ナイバッチ、みんなの様子を見てからの動きで一人若干遅れてる三橋。
何気ないシーンへのこだわりがすげえ。
今回は泉がいつにも増してカッコよく描かれてる気がするなあ。
息子の活躍で泉母が狂喜乱舞するのもよくわかるw
原作にはなかったあの動き、なんかすげーツボったw
花井のぐるぐるがだんだん加速してるよ。
気が抜けたシーンも忠実に花背負ってるしw
田島の「満足してんなよ」。
自分が想像して読んでたのとは声のトーンが若干違ってたけど、逆に、今まであまりよく消化しきれてなかったこのシーンの解釈、理解の手助けになったというか、ああそういうことだったのね、となんかストンと腑に落ちた気がする。
田島のセリフ、花井のモノローグがどういうトーンだったのか聞けるというのはすごい。
崎玉応援席、字幕のおかげでどの人が誰の関係者なのかというのがわかった。(原作には注釈なかったよね?)
そして向かって右下の人が女性だというのに驚いたw
今回の場内アナウンスの女子、1期の試合の時とは違ってキャストクレジットに名前がなかったけど、もしかしたら他の出演者(母ズ?の中の誰か、とか?)の兼ね役なのかな。
流暢過ぎずに(わざと)棒読みな演技が、リアルな高校生のアナウンスみたいで、逆にすごくいいと思った。
大地の打席を敬遠するバッテリー。
阿部の動き、トタッっていうステップが可愛いなあ。
大地との比較で同じ画面に入ってると小さく見えるから、そこがまた可愛く見えるんだと思うけど。
「どんどんヤジひどくなっけどそれで成功なんだかんな」の阿部さん、黒い、黒いよ。
1期のプロテインシーンに続いて巣山シーンがまたしてもカットかw
打席後、イッチャンのスクリューについて巣山がベンチで報告するシーンはなし。
三橋の打席でエルボーガード締め直すところ、かっこいくて、可愛い。
そして、最後のモノローグ〈オレも 打ちたい オレも コールド参加したい! 点、入れたい!!〉
の『点』のところ、息で抜けててちょっとなんだか色っぽいことになってるんですけどww(腐っててすいませんw
イッチャンのモノローグ、声の効果か原作以上に感情移入しながら見てる。
コミックス9巻末のアオリ文、『相手校まで応援したくなる 10巻にご期待ください!』にあるように、崎玉は選手もみんな素朴な感じなところもあって応援したくなるんだよね。
来週はちょっとツライ。
◇(久しぶりに)今日の栄口くん
あなた素晴らしすぎです。
あと、「なんでもないよー」の言い方が好き。
前回の進み具合から、9巻の最後ぐらいまでは進むんだろうなと思っていたら、10巻にまで入りました。早っ。
来週はいよいよ阿部父も登場。どんな声なのか楽しみです。
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