『ちゃくちゃくと』
今思うと、「ならオレ3年間ケガしねェよ 病気もしねェ! お前の投げる試合は全部キャッチャーやる!」→〈むふふ、いいお返事! 何話してんのかわかんないけど、きっといい話したのね!〉の流れは、すげーフラグだったんだなあ。
阿部のセリフ(→後日のケガ)もさることながら、そんな重大な約束をしていたということをモモカンが知らないでいたという…。
三星戦の時のストーリー(3話)でも〈こりゃ二人でいなくなってた間に、絶対なんかあったぞお(アニメではカット)〉(→「投手としてじゃなくても、オレはお前がスキだよ! だってお前、がんばってんだもん!!」)、さらに遡る(1話)と、「オレの言う通りに投げろよ サインに首振る投手は、大嫌いなんだ」も、読者は見てるのでうっかり忘れてるけど、モモカンはおろか誰もそんな会話があったことを知らない。
ストーリーの大前提である『お約束』が、じつは二人の間でのことだけで、他の登場人物は気が付いてなかった(知らなかった)んだということに、改めて気付かされるんだなあ。
(んー、いまいち何が言いたいのか自分でもよくわからなくなってしまったww)
本当に、『今』だから気付くことだけど。
とはいえ、それが明らかになるのはアニメ以降のストーリーで単行本未収録のあたりなので、まだちゃんとには読めてないんですが。
田島の手書き背番号→「そんなんでいいんだー?」とか、「オレにも教えて」「この教科だったら教えてやれる」って言い合って勉強会になる流れ(大人数でガヤガヤするからファミレスはだめだと自ら判断するところも含めて)とか、誕生会(「おばさんこの辺はこんでいいスか」、「もちろんスよ! オレらのがおジャマしてんスから!」、アニメではカットされたけど「おばさん手伝ってくっか」も)とか、高校1年生男子がこんな素直で純粋で、見てるこちらがテレくさくなったりもするんだけど、そこがおお振りの真骨頂、それでこそおお振り、と今なら思える。
◇今日の栄口くん
「おお、当りっぽい」
◇涙のツボ
「お母さん、食べものありがとう……」「もう! 高校生にもなって泣かないでよ!」
阿部のモノローグ〈あの時オレは、三橋の弱気は変えられないと思ったし、変わらなくていいと思ってた~三橋を、勝たせたい!〉の後ろで、出会った初日のことを振り返りながらワイワイ和むチームメイトたち。
ここら辺りから、毎回ちょっとしたシーンで泣かされたような気がする。
何度も観て読んで、もう免疫できてきたけど、初見の時はうるうるどころか結構いい勢いで泣きながら観てたなあw
再放送前にDVD観てた時も原作読んでた時も飛ばすことが多くて、何度かに1回ぐらいしか観たり読んだりしていなかった『基本のキホン!』。
原作の流れだと、3巻に収録だからここなんだけど、アニメでは25回終了後に放映されたりするのかしら。
加具山のキャラクターがちょっと苦手な感じで、かといって榛名にも感情移入できず、で避けていたんだけど、こないだの12月号を読んだ今なら違う感情で読むことができるかなー。
テレビ放映があるならそれに合わせようかしら…。
(まあ、勝手に好きな時に読めよってことだけどww
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