07/05
Sun
2009
『革命』p30-32
「まだ二時過ぎだし、せっかく休みでこのまま帰るのももったいないだろ。映画でも観るか?」
わー何かそれすごい普通にデートみたいなんですけど! けど――
堂上が郁と過ごす休日を切り上げるのを惜しいと思ってくれるのなら、それは嬉しかった。
「趣味は」
「えと、派手なやつ。アクションとか爆発とかCGとかすごいの」
「お前らしい」
笑いながら堂上が携帯で上映情報を検索に入ったそのとき、
二人の携帯がほとんど同時に鳴った。
(略)
「……取り敢えず、映画は次回に持ち越しだな」
堂上教官と映画観たかったなぁ、と内心がっかりしていたキモチをすくい上げるように堂上がそう言った。え、次あるんですか。
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