（内乱）図書館協会

その名称は『戦争』から出てきますが、手塚兄弟のストーリーとともにクローズアップされるのは『内乱』なので、『（内乱）』としてみました。

『戦争』p146
やっかみを買いやすい立場というのは出来がいいからかと思ったら違った。
「あら、知らなかった？　あいつ父親が図書館協会の会長なのよ」
良化法成立後、急激に組織が拡大した図書館協会は、全国の各種図書館の協議機関として法人ながら図書隊の運営に強い影響力を持つ。設立を遡れば戦前に至るこの組織は、日本の図書館史とは切っても切り離せない存在である。

なんら特徴のない、小さな地味～なwビルです。
（まあ、平成の世なので、“組織拡大”前ってことでw）

周辺はオフィス街ということもあり、路地にも曲がり角にもこれといった目印がないので、地図をよく見て行っても、迷う人がいるかもしれません。
かくいう私も年に1度（行ってもせいぜい2度程度）ぐらいしか行く機会がないので、毎回地図を見ないと行けません。
（場所を覚えたつもりで地図無しで行くと絶対通り過ぎるw）
向かいにあるビルのほうが印象に残っていて、いつも行ってみて再認識するという…。
こうして写真を撮ることによって、改めてインプットしなおしました。

　

『内乱』p231-234
当時の図書大学校を出て川崎市内の図書館に配属された慧は、日本図書館協会にも個人会員として籍を置き、手塚純夫協会長の長男として館界の注目を集めていた。
　（略）
図書館は二度とこの過ちを繰り返すわけにはいかない。

手塚の父、小泉純一郎似（アニメ7話）の純夫氏がいる会長室は、事務局のある4階ですかね。
実際の協会には、理事長はいますが会長職はありません。
そしてきっと、あのような大邸宅住まいじゃないと思いますw

入口付近と、2階研修室に貼られていた『宣言』。