（戦争）三鷹駅前の喫茶店

ここも、手がかりがないと思っていました。

『戦争』p230
事務所を引き上げた帰りに寄った三鷹駅前の喫茶店で、堂上が怖い顔で子供たちを睨んだ。
「これで引っ込みはつかないからな。今さら日和ったらはり倒すぞ」

喫茶店って言ってもねえ…、と手がかりはないものだと思いながら、ぶらり旅していた三鷹駅前でしたが…。
上記の文の「喫茶店」という部分に注目。
他のシーン、例えば、『戦争』で手塚の告白を郁が断る店や『内乱』で郁の両親をランチに連れて行く店、『革命』のカミツレ飲む店のことは「カフェ」という書き方をしているのに、ここでは喫茶店。
（今書きながら思ったのは、ちょっとした食事もできる店＝カフェっていうことでしょうか）
「カフェ」でも「コーヒーショップ」でもなく、「喫茶店」なんだーと思いながら歩いていた私の目に飛び込んできたのは…。



まさしく、喫茶店といえば誰もが思い浮かべる代名詞的な店、ルノアールでした。




ここで、悠馬の痒い発言があり、堂上がひっぱたかれたような顔、傷ついたみたいな顔したんですな。