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09tm

だらだらと萌え語り

11/22

Fri

2024

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02/01

Sun

2009

例年中庭に響く子供達の声が、今年は聞こえない。

ここ数年、玄田が鬼役となって子供達の攻撃を一手に引き受けていたのだが、今年はまさに“鬼の霍乱”。
屈強な肉体にも流行り風邪は容赦なく、幸いインフルエンザではないとの診断だったが、子供達に感染すわけにはいかないと、隊長室へ隔離となった。

代わりに、進藤と緒形が赤鬼と青鬼に扮する案でまとまり、本人たちもそのつもりでいたのだが…。
それに先立ち行われたおはなし会で、珍しく緒形が情感たっぷりに『泣いた赤鬼』を読み聞かせしたせいで、子どもたちはすっかり鬼に感情移入してしまい、豆まきどころではなくなってしまったのだ。

進藤が朝からはりきって用意したパチンコや盾、その他もろもろの玩具。そして豆。

「おい、この豆、どうするんだ」

最近、子供達の攻撃もエスカレートしてたからな。
多少は牽制のつもりもあったが、ちょっとやりすぎたようだ。

行き場のなくなった豆は、煎り豆にして独身寮に配られた。




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特殊部隊の、ラブとか関係なく、どーでもよすぎる日常。
つーかオチが無理やりすぎ。
美容院にいる間、妄想時間はたくさんあるし、このオチをどうにかしようかと思ったけど、髪を切るのに明也や篤さんは床屋だよね、そして進藤は美容院で、実は黒髪なのを染めてるといいよ、とか別のことばかり妄想して、脳内推敲ができませんでしたので、ダメっぷりをこのまま晒すことにします。…orz

NHK教育を見てると、忘れた頃に『泣いた赤鬼』(おとぎのへや=人形劇の番組)の再放送をやってて、毎回つい観てしまって、必ず泣くんですよね、って話。
豆は、落花生だったら煎ったのより茹でたのが好きです。
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12/27

Sat

2008

『一日おくれの…』

「どこか…、行きたいとこあるか?」

クリスマスと年末年始の特別警戒期間の狭間に、ぽっかりと二日間の公休がとれた。

「年末だからどこへ行っても混んでるんだろうけど、ベタなところへ行ってみたい」

ベタって言っても、さすがに浦安方面の夢の国じゃないだろうな。
思えば学生時代にも行ったことがなかったな。
あのまま付き合ってれば一度ぐらいは行く機会もあったろうが…。

駅前でレンタカーを借り、加代子のマンションへ迎えに行き、高速に乗る。
既に帰省ラッシュも始まっているのか、程なく渋滞に巻き込まれた。

「すまんな」
「ううん。渋滞さえも楽しいわ、明也となら…」
加代子は、内容よりもそんな台詞を口にした自分に頬を染めた。

用賀から100キロ弱、2時間ほどして目的地に着いた。
地ビールの工房などもあるリゾート施設だ。
日帰りの温泉施設もあるそこは、若いカップルだけでなく家族連れや熟年夫婦なども多い。


「ベタといわれようと、笑われようと、明也とはこんなデートがしたかったの。嬉しい…」
「…ああ」
「一日遅れちゃったけど…、メリークリスマス」
「メリークリスマス…」

何年かぶりに二人で過ごす恋人たちの季節。
喧騒と溢れんばかりの光のトンネルの中、そっと唇を重ねた。




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うっすらとなんとなく、明也と加代子さんにはベタにイルミネーションを見に行ってほしいと思っていたのですが、二人が行くのはご近所のイルミネーションなのか、それともミレナリオみたいな都会の大規模なイルミか、どっちもいまいちしっくりこないなと思っていたところへ、いいタイミングで、楽さんに(12月中に使っていた)このブログのテンプレに使われている写真について教えていただいたので、拙い妄想をしてみました。
明也、せっかくのデートをしょぼい描写でスマン。
加代子さんはキャラが全然違っててスマン。

そして、浦安鼠園に1度も行ったことがないのは私です。

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(追記)ネタバレ
明也と加代子さんが行ったのはこちら。
http://www.tokinosumika.com/

12/11

Thu

2008

来年度の予算を編成するこの時期、連日緒形は頭を悩ませていた。
タスクフォース内の各人の要求を取りまとめ、業務部総務と折衝するのは、副隊長である緒形の役目だ。
貧乏軍隊に無駄な予算はない。
ダブりを調整し、無茶な要求は差し戻す。

「こんな要求、出してきやがって…」
ふと漏らす口調は乱暴だが、表情は柔らかだ。

進藤が要求したのは、特殊部隊隊員の人数分のウォーターガン、つまり水鉄砲一式。
折りしも、検閲抗争における火器の使用を禁じる法案が通過しようとしていた。

「ふ」と微笑み、申請書類に判をついた。




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sssになってんだろうか。
一場面切り取っただけですな。

10/31

Fri

2008

「教官…、それって、あの時の…」
マントの代わりに羽織った黒い布だったが、うっすら[…プル成…、(一行下に)堂…]の字を読み取ることが出来た。
全体を黒く染め直してはいるものの、あの時の横断幕である。
黒い染料に負けることなく墨痕鮮やかな筆跡が浮かび上がっていた。

「くそっ、いらん!」
布切れを投げ捨て、何かがぶち切れたらしく、それから先はめちゃくちゃだった。
吸血鬼の魔の手から美少女を救う青年役の手塚は、退治アイテムである十字架やニンニクを出すも悉く無視され、暴れまくる堂上にやっつけられてしまった。
それでも子供たちには、その破天荒な展開が面白かったらしく、逆にヤンヤの喝采を浴びた。

***

「ちょっと教官!もう、どういうことですか!」
「ウケたんだからいいだろう。結果オーライだ」
「ニンニクで死なないとか、脚本無視もいいとこですよ!」

「しょうがないだろ。激ニンニクラーメンは好物だからな」
そう言うと堂上はニヤリと笑った。

ギャフン


ムリヤリおわる



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ぬぁ、なんじゃこりゃーー!!(松田優作もビックリ
チャットでのカオスな状態の方がまだ脈略あることを言ってる気がするぜ。
とりあえずコレで許してください。(早朝からあまりのなさけなさに号泣)

10/30

Thu

2008

その舌の根も乾かぬうちに

お話し会当日。

「やだ!私としたことが、うっかりしてたわ。この衣装、去年のままだった」
衣装箱の中から出てきたのは、去年のハロウィンで緒形が使ったマントだった。
柴崎の言いなりに、黙って人形よろしく着せ替えられていた堂上は、去年、一旦は断ったそのマントを着せられる羽目になり、裾をぞろぞろと引きずりながら眉間の皺を一層深くした。

「おう。これでも使っておけ」
隊長室から出てきた玄田が、染め直したような布を投げてよこした。

その布きれには、見覚えがあるような気がしないでもなかったが、この長身用マントよりはいくらかマシだ。
もう時間が迫っていたので、堂上はひったくるように受け取り、お話し室へ向かった。


おーちーなーいー




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さらに、なんじゃこりゃなシロモノに…orz
隊長もただ出したかっただけなんだ、うん。

副隊長のマントはあれです。おーふぇすの素敵文より拝借。
時系列ガン無視です。(つーか時系列云々する以前の問題だろう)
もう各方面に土下座。ホント、スイマセン。


あー、指の切り傷、1センチは大げさでした。
今日絆創膏はがしてよく見たら、たった0.5センチでしたよ。

10/28

Tue

2008

特殊部隊事務室にて。

「ッッ痛(つ)ーー…!!」
ハロウィンのお話会の準備で、色画用紙や紙テープで飾り付けの工作をしていた郁が声を上げた。
「何した?!」
「カッターで指切っちゃっ……ぁ…」
皆まで言い終わらないうちに、堂上が郁の手首を掴み、人差し指を口に含んだ。
郁は一気に体温が上がり、真っ赤になって俯いた。

手塚は見てらんないという風情で目を逸らしている。
「くっくっくっ。お二人さん、仲がいいのはいいけど、場所をわきまえてくれると…。もうひとりの部下も困ってることだし」

事務室一同の目と耳が、堂上班の一挙一動に注目しているのに気付いた。
「!!!」
「医務室行くぞ!」
堂上は、郁の手を引き乱暴に事務室の扉を閉めた。
「医務行かなくても、ここにも救急箱あるのになあ」
のんびりと呟く緒形。
ニヤニヤと経緯を見守っていた一同が沸いた。

夜、女子寮で。
「聞いたわよー。31日のお話会、小牧教官がやる予定だったドラキュラの仮装は堂上教官がやることになったから。あと、血を吸われる美少女役もあんたに譲る・わ・よ。覚悟しなさーい」
「…なっ――!!」


つづ…かない




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…なんじゃこりゃ。

ええ。私が今日、職場で、指先をカッターでざっくり(といっても1センチぐらい)切ってしまった、ってだけです。
十数年ぶりの流血ぶりに動揺のあまり妄想しました。

欲張って、オールキャスト全部盛りで、季節ネタ(ハロウィン)まで盛り込んでしまいました。
つーか!オチも何にもねーにもほどがある!
しかもどっかで見たようなシーン、ただ並べただけという…、ヒ・ド・ス・ギ・ル…orz
緒形まで無理やり登場させるとか、もうね。
しかもこんな野暮なこというキャラじゃない!(泣)

あー、あれだ。
医務室行かなくても、事務室の救急箱にお世話にならなくても、郁も堂上もバンドエイドの1枚や2枚持ってると思います。
LaLaでは顔擦りむいた郁に貼ってあげてたしね。

union etc.

オガゼー同盟/紫さん  AK同盟/おうこさんAK71

タスクフォース饅頭    緒形進藤自転車移動中

プロフィール

HN:
あつは/百夜
性別:
非公開
自己紹介:
関東図書基地と奥多摩訓練場の間辺り在住。
緒形世代のうお座のB型。
まさか今さらなヲタビギナー。(腐りかけ)

「図書館戦争」とそのファンサイトさんへの愛を叫ぶblogとして開設。聖地巡り、キモい考察などしています。
現在は、萌えの変遷に沿ってそれ以外の作品(がほとんどになってしまいました)についても。
(注)BL作品に関する記事や腐的感想もあります。

どの作品もネタバレには配慮していません。


(blog名[09tm]は、一応「おくたま」って読む感じで)

*記事中のほとんどの写真は、クリックで拡大、ポップアップします。


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